インドネシア・バリ島旅行の最終日は、トランジットで訪れたマリーナベイサンズのカジノへ。
ミナト私はここで、人生初となるカジノに行くことになります
当時、ギャンブルにのめり込みがあった私は、カジノでこれまでに経験したことがない高揚感を体感。
これがきっかけとなり、以降、カジノ旅行が発案されることになるのですが……それはまたあとの話。
そんなわけで、バリ島旅行最終回は、カジノでの勝負です。ごらんください!


ミナト
海外旅行が趣味の兼業ブロガー。以前はカジノにハマるもギャンブルにはもう懲りて……? 現在は観光メインで旅行を楽しみながら、現地での体験や旅行に役立つ情報も発信中。いずれは海外を放浪する旅にも出たいと思っています。>> プロフィール詳細はこちら
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インドネシア・バリ島旅行(最終日・その2)


(マリーナベイサンズの通路。多くのショップが軒を連ねています)
さて、とうとうこの時がやってきました。
カジノでの勝負です。
じつをいうと、私はカジノに行く行かないはどちらでもいいと思っていました。



負けてしまうと、楽しかった今回の旅にケチがついてしまいそうだったからです
しかし、家族が全員行くということで、私だけ行かないわけにもいきません。
そしてやはり、気になってもいたのも事実でした。
こうして私は、海外カジノに初挑戦することになったのです。
マリーナベイサンズのカジノに突入


今旅は家族旅行でしたが、私たちのなかでカジノ経験者は弟のみ。
ブラザーいわく、
初めてなら、まずはラピッドゲーム(機械でプレイするゲーム)がいいかもですね
とのことで、ひとまず私たちは、マシンのゲームで遊んでみることにします。
ゲームは「バカラ」という、簡単にいうとトランプを2枚めくって、数字の合計数を競うゲームです。
(※バカラのルールはこちらの記事で解説)
ところが、これがまったくおもしろくない。
機械に映し出されるゲームの結果を見ているだけで、なにがおもしろいのかサッパリわかりませんでした。
う~ん、あんまオモろくないな
そして、それはどうも父や兄も同じだったようで。
少し遊んだだけでカジノには満足したらしく、彼らは「マーライオンを見てくる」と言って観光へ。
私はもう少しカジノを見てみたかったので弟といっしょに残り、のちほどカジノで合流するという段取りになりました。
テーブルゲームへ移動
自分はちょっと、テーブルのバカラ行ってきます
というので私もついていくことにし、後ろで少し見物することにしました。
まあ端的にいって、テーブルのバカラは別ものです。
カードをめくる「絞り(スクイーズ)」というアクションが加わることで、ゲーム性が一変するからです。



この「絞り」の持つ魔力は、すさまじいものがあるんですね
一度その魔力にとりつかれてしまうと、一見すると「ただカードをめくるだけ」のことに、大金を賭けられるようにもなってしまうのです。
かくいう私もバカラの魔力にとりつかれてしまうのですが、これもまたあとの話。
ここではバカラはプレイしませんでした。
大小(シックボー)でゲーム開始!


(カジノ内をフラフラ。※画像は参考です)
私はしばらくテーブルのバカラを見物していたのですが、このときはカジノ自体が初めて。
テーブルに着くことへのハードルの高さを感じていて、どうもプレイする気にはなりませんでした。
そこで私は、席に座らないでもできるテーブルゲームを探して移動することにします。
まず、私が見つけたのはルーレット。
これは立ったままチップをテーブルに置いていくだけなので、ゲームに参加するのは簡単でした。



でも、なかなか当たらないのですぐにヤメました(笑)
それから、フロア内をうろうろしていたところ、私はなんだかおもしろそうなゲームを発見します。
それこそが「大小」というゲームでした。
大小(シックボー)とは、3つのサイコロを振って、出た目の合計が大きいか小さいかを当てるゲーム。
シンプルでわかりやすく、こちらも立ったまま遊ぶことができます。
さらには人も少なかったので、私はこの大小でゲームを開始することにしました。
大小のルール


(出典:“Sic bo Table” by Wadems – Wikimedia Commons)
カジノにもよりますが、大小のテーブルのレイアウトはだいたいこのようになっています。
テーブルの横にはサイコロ(ダイス)をシャッフルする、密封されたカップ型の機械がついています。
大小のルールはとても簡単で、
- 3つのサイコロが振られる
- 出た目の合計が4~10なら「小」、11~17なら「大」
- 大または小でのベットが当たれば、賭けたチップと同額を受け取ることができる
基本的にはこれだけ。
ただし、サイコロの目が「111」や「555」といったゾロ目の場合、当たりは「大か小」ではなく「ゾロ目」となるルールになっています。
カジノのゲームにはハウスエッジ(控除率)という、カジノ側の取り分があります。



大小のハウスエッジは「2.8%」だ
これはそこまでわるくありません。
ルーレットの「赤or黒」とほぼおなじ控除率で、じゅうぶん勝負できる数字です。
……やるか、大小!
私は今旅を締めくくる勝負のゲームを「大小」に決めたのです。
大小のルールをもうすこし詳しく(押すと開きます)
大小のハウスエッジの計算は以下のとおりです。
サイコロが出る目の総数216通りから、大と小が出る210通りを引いた確率(大または小に賭けても当たらない確率、6/216)=「2.8%」
計算的には、毎ゲーム賭けた金額の2.8%が減っていく、ということになります。
なお大小には、配当が大か小の2倍から、最高でゾロ目の150倍(180倍の場合も)まであります。



でも最もハウスエッジが低いのは、「大か小」に賭ける方法(2.8%)となっています
ゾロ目に賭ける場合は、高配当ですがまったく割に合いません。
というのも、ゾロ目が出る確率は1/216(0.46%)であるのに対して配当が150倍と、出目の出現確率よりも配当率が大幅に低いからです。
この場合、ハウスエッジは30.1%にまでなってしまいます。
大小はほかにもさまざまな賭け方がありますが、悪い賭け方をするとハウスエッジが最大で47.2%までになります。
やるなら「大or小」がいちばん勝負になるゲームです。
勝って旅の締めくくりとなるか!?いざ勝負のとき


ビギナーの私はそもそも賭け方がよくわかっていなかったので(結果的にそれがよかったわけですが)、ベットするのは大か小のみでゲームはスタート。
ディーラーは、ふたをされたカップの中でサイコロをシャッフルします。
その際に出る「カシャカシャカシャ」という、なんともいえない金属音のような音がクセになります。
カップの中でサイコロが飛び跳ねる心地のいいシャッフル音。ふたが取られる際に目に飛び込んでくる、勝敗がまだわからない一瞬の間。
とくに、このふたが開けられる「どっちだ!?」という瞬間は、テーブルに着いた人の視線が一点に集中します。
ぱっと見で3つの数字が大か小にかたよっていれば勝敗はわかりやすい。
のですが、合計の数字が真ん中に近い、つまりギリギリの戦いになると、一瞬の高揚感が数瞬に長引くのです。
何度か勝負をしているうちに、この「どっちだ!?」が、大小が持つ最大の醍醐味なのではないかと私は感じ始めていたのですが……



まあでも全然当たらないんですよ(笑)
大と予想すれば小、小と予想すれば大。
大半が予想とは逆の結果となり、なかなか当たらない状況が続きます。
ゲームに参加するには、そのテーブルのミニマムベットだった4000円は必要となっていました。
そのため、ミニマムとはいえ、やはり外れが続くとお金の減りはめっぽう早い。
この日の軍資金は10万円を用意していました。
しかし気づけば大小では外れが続いて-500SGD(約4万円)。
さらにその前にやっていたルーレットでも400SGD(約3万2000円)負けていたので……、
このときすでに、負け額は900SGD(約7万2000円)を突破していました。
しかし不思議と、
- 外れが続いてイライラしたり、残金が残り少なくなってきて焦ったり
とか、そういったマイナスの感情を抱くことはなかったんですよね。



日本のパチンコで負けているときとは大違いでした
もちろん初めてで新鮮だったのもあったと思いますが、負けているのに楽しいとさえ思えることに私は驚きを感じます。
そして、そうこうしているあいだに、カジノでの残された時間は残り30分を切っていました。
響き渡る中華鍋の喝采


空港に行く時間の関係で、私たちは事前に集合時間を決めていました。
残り時間も少なくなってきたことから、弟もバカラを切り上げて大小のテーブルで合流。
私は時間もそうですし、残金も少なくなっていたことから、



まあ今回は、もう全部なくなってもいいか!
とベットを「小」に連打することにしました。
カシャカシャカシャ……。
ダイスのシャッフルが終わると、プレイヤーのベットタイムに突入します。
ほかのプレイヤーは思い思いの場所にチップをベットしていき、私は「小」に100SGDをベット。



ノーモアベット
ディーラーがベットを締め切ると、カップのふたが開かれ、当たりとなったテーブルのベッティングエリアが点灯。
外れた人の賭け金は没収され、当たった人には配当が配られます。
そしてこのゲームの結果は、「3・5・2」で小が的中。
これがだいたいの1セットの流れで、配当が終わると次の勝負が始まります。
カシャカシャカシャ……。
当然ながら、私は2戦目も続けて「小」に100SGDをベット。
その結果は「2・2・3」で、またしても小が的中します。
幸先がいい2連続HIT。私はさらに「小」にベットを連打!
カシャカシャカシャ……。
3戦目は50SGD上乗せすることにし、「小」に150SGDをベット。結果は、「5・1・2」で小が的中。
続く4戦目も「小」に150SGDをベットすると、なんと「4・3・1」で小が的中したのです!



なんだこれは……ボーナスステージにでも突入したのか!?
透視でもイカサマでもなんでもありません。私はこの土壇場で、片側4連続HITをもぎ取ったのです!
カシャカシャカシャ……。
迎えた5戦目は、さすがに5連続はないだろうと思い、チップをさらに50SGD上乗せして、次は「大」に200SGDをベット。
するとなんと、これは「6・4・3」で大が的中!
来たる6戦目では、ふたたび初心にかえるとともにチップを50SGD上乗せし、もう一度「小」に250SGD。そして、これも「5・3・1」で小が的中!!



まるで「千里眼」……
未来を予測する能力でも開眼したかのように当たり続ける大小!
もはやこのシャッフル音は、勝ちつづける私を祝う中華鍋の喝采にしか聞こえません。
気づけば6回連続の的中により+950SGD(7万4000円)と、わずか十数分でこれまでの負け額を取り返すことに成功します。
が、ちょうどそこで出払っていた家族が戻り、そろそろいくぞと私にゲームの中止を促しました。
ただ、かなりアツくなってきていた私もここでやめるわけにはいかず。
そこで最後に、ラスト1ゲームだけの猶予をもらうことになったのです。
ラストゲームは最大ベットでなければ終われない


これまでの6連勝で得たチップは950SGD(約7万4000円)。
みごとに負けを取り返すことに成功し、収支はほぼプラスマイナスゼロ、というか若干のプラス領域にまで急浮上しました。
ギャンブルは負けないことが最も大事なことでもあります。
なので、やめどきとしては間違いなくここ。
- お金もなくならず、カジノのおもしろさも体感でき、連勝の勢いを味わうことができた
そのいまこそが、最高のやめどきであることは私もわかってはいました。



けれども、やっぱりこんなところではまだ終われないわけですよ
負け続けてきたのが一瞬でくつがえる高揚感。エスパーと化したかのように当たりが連続する怒涛の疾走感。
こんなものを体感してしまえば、中途半端で終わることなどできるはずがありません。
そして、ラスト1ゲームの納得できる終わり方。それはやはり、今日いちばんの最大ベットで勝利を収めること、それ以外はありませんでした。
私は考えた末、増えたチップの約半分である450SGD(約3万6000円)を「大」にベットすることにします。
当然、ベット額はこの日では最大です。
1日ではなく「1回」のゲームに数万円を賭ける……。
そんなことはそれまで経験したことはなく、私はチップを持つ手に、感じたことがない重圧を感じていました。



でも、悩んでいる時間もないから……
私はベットエリアにチップを置こうと手を振りかざします。
……が、「やっぱりやめたほうがいいのではないか」、そんな考えが頭をよぎり、振り下ろそうとした手は重力に逆らうように戻ってしまいます。
置こうとする、戻る。置こうとする、戻る……。
右手だけがまるで壊れたおもちゃのようになっていました。
それでも私は、この勝負を決するべく、無理矢理右手をテーブルに押し込んだのです。



…………!
隣で私の連勝を見ていた中国人のおばちゃんが、ジロリと私が置いたチップを見ました。
その後、ディーラーから発せられる「ノーモアベット」の声。
ここからはもう結果を見守るだけ。ディーラーは、ついにカップのふたに手をかけました。
この一瞬、このカップが開かれる一瞬にすべてが凝縮されています。
ふたが取られて内部が見え始める、そのわずかな領域を見るために私は刮目します。
そして、ディーラーがおもむろにふたを取りました。
どっちだ? 大なのか、小なのか!?
わずかな隙間から見えたサイコロの数字は……大きいような気がするぞ!



…………!!
結果は……「4・3・6」で「大」。まさかの、怒涛の7連続HITが決まったのです!
こうして、私にとって初めてのカジノは、+525SGD(約4万2000円)という、当初懸念していたケチのつきようがない結果で幕を閉じました。
驚愕の表情で私の目を見る中国人のおばちゃんに別れを告げ、私はカジノをあとにしました。
バリの旅と初めてのカジノを終えて


時間が迫っていたため、勝利の余韻にひたる間もなくカジノから離れます。
預けていた荷物を受け取ったあと、私たちはチャンギ国際空港へ。いよいよ今回の旅も終わりです。


日本行きの飛行機が出るまでの待ち時間には、「SATSプレミアムラウンジ」という空港のラウンジが利用できました。
なんとビールも飲み放題。最高の旅に乾杯です。


そして、搭乗時間がきたため、私たちは飛行機に乗り込みます。
またかならず来よう、シンガポールに。
このとき私は、そう強く思っていました。
べつの話になりますが、のちにシンガポールで私は、ふたたび激戦をくり広げることになります。
そして帰国後


(今旅でいちばん思い出にのこったバリ島・ビーチでの夕焼け。きれいだったなあ)
チャンギ国際空港から飛行機に乗って、私たちは日本の成田空港へ。
到着予定は朝の7時ごろとなっていました。
バリ島旅行は、
- スリに襲われたり、いい加減な現地ドライバーにつかまったり
など、いろいろとありましたが、すばらしい旅だったということができます。
けれども、カジノでの興奮冷めやらぬ私は、日本に帰ったらパチンコに行くことばかり考えていました。
カジノの、それまで味わったことがないような興奮と感動。
これらが私に大きな衝撃を与え、それによって、パチンコへの衝動が強烈に大きくなっていたのです。
ただ、ディーラーやほかのお客さんと話したり、喜びを分かち合ったりと、同じギャンブルといえども、



パチンコとカジノはまったくの別物だなあ
と感じたこの日の経験は、ギャンブルへの、のめり込みの認識を変えるきっかけにもなっていきました。
空港からそれぞれ自宅に帰り、私は……朝10時の開店からパチンコ店へ。
その日、カジノで勝った以上にパチンコで負けたのは、いうまでもありません。



終わり方がちょっとアレだが、まあそういうわけで……、
(インドネシア・バリ島旅行 完)



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