カンボジア・シェムリアップにある「タプローム遺跡」に行ってきました。
崩落した石材、巨木(ガジュマルなど)による侵食と一体化、退廃的な世界観……。
ミナトここは、今旅でまわったアンコール遺跡群のなかで、イチバンの感動がありました!
「ラピュタ」っぽいとか言われる理由にも納得です。
いや本当にすごかった。タプローム遺跡をブログでレビューします!


ミナト
海外旅行が趣味の兼業ブロガー。以前はカジノにハマるもギャンブルにはもう懲りて……? 現在は観光メインで旅行を楽しみながら、現地での体験や旅行に役立つ情報も発信中。いずれは海外を放浪する旅にも出たいと思っています。>> プロフィール詳細はこちら
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ダナン~カンボジア旅行(5日目・前編2)


(タプローム前の道路・入口)
ベトナム~カンボジアを周遊で旅行していました。
この日はアンコール遺跡群をまわっていて、朝イチはアンコールトム(バイヨン寺院)へ。
それが見おわったので、つづいて近くの「タプローム」に移動します。
タプロームは、アンコールワット・トムと並んで有名な寺院の遺跡です。



12世紀に建立され、当時は多くの僧侶などが暮らしていたそうだぞ
地図には木のマークがあった(↓)ので、個人的にアンコールワットなどよりも気になっていました。
はたして、ここにはなにがあるのか?
私たちはタプロームに突っ込んでいったのです。
タプローム遺跡を観光


トゥクトゥクで移動し、入口からは歩いてタプロームにむかいます。
ぬかるみ対策でしょう。木の板が敷かれて1本の道になっていました。


木の板の道を抜けると、広い場所にでました。
ここをまっすぐ進んでいくと、タプロームに着くようです。


ちなみに、この画像の右に写っている人たちが入場の係員です。
アンコール遺跡群の見学には「アンコールパス」という有料の入場券が必要で、それを提示します。
地元住民は無料で入れるらしく、観光客との判別は(この係員が)目視でしているようでした。



アンコールパスはスマホで提示します
取得方法は、カンボジアのビザ取得記事の「アンコールワットなどへの入場には別チケットが必要」を参照してください。
遺跡に到着、そこで見たものは


そしてタプロームに到着……おおっ、これはすごい。
石づくりの建造物には苔が生えていて、完全に別世界の光景が広がっていました。
まるで天界で、ゲームの1ステージを切り取ったかのようです。


地面に積まれた石材にもびっしりと苔が。


建物はふわふわの苔の洋服を着ているかのようです。
これまで見てきたアンコールワット・トムとは、次元というかタイプがちがうと感じました。


建造物のなかを覗いてみると……おお!
おそらく、崩落した石材がそのままにされていて、そこに苔がむしていました。
なんて退廃的なのでしょうか。胸にグッとくる「これぞ遺跡感」に目が離せません。
遺跡に絡みつく巨木


さきほどのスタート地点を抜けて、奥へと進んでいきます。


建物に木が生えたような場所が見えてきました。
Googleマップのアイコンで見たものと似ています。


またアンコール遺跡群で見られる彫刻はここにもありました(建物入口の上部)。
建物の壁には女神像(デヴァター)もあり、これもタプローム遺跡の見どころのひとつとなっています。
そしてさきに進むと……、


これはっ……!!
さきほど建物の奥に見えた木は、なんと、遺跡に絡みつくようにして生えていたのです。
木の根は太い柱のようになり、さらに枝分かれしていました。


またここは記念撮影ができる場所になっていて、多くの旅行者・見学者が写真を撮っていましたよ。
崩落した石材と遺跡の保存方針


タプローム遺跡、さらにさきへと進んでいきます。


つぎに見えてきたのは、地面に積み上げられた石材の山でした。


青々と苔むしていてきれいです。


ちなみにタプロームでは、自然の力をそのまま表現しているといいます。
崩落した石材も、最低限壁に寄せるくらいで、基本はそのままにされているようでした。





ここは石材が崩落した状態のままになっている感じでしたね


現状維持の保存方針です。
崩落を食い止めるために、支えを置くなどの措置がとられていました。
巨大樹の浸食と一体化


そしてタプロームの探索は佳境に入ります。


最後に大きな建物が見えてきて、ここに入っていくと、


巨木による遺跡の浸食が激化。


塔を破壊するように生える木に、


まさに「浸食」という言葉がふさわしい木も。


毛細血管のように根が張りめぐらされています。
圧巻の光景でした。神秘的で聖域のようで、思わず息を飲む美しさがありました。


この木の下も記念撮影スポットになっていて、人が並んだりもしていました。


さらに進むと、巨木にのしかかられたような場所も。
「首の長い四本足の巨大生物が腰を下ろして休憩している」かのような見た目です。


ガジュマルは「締め殺しの木」ともよばれます。
岩などに巻きついて締め殺すように成長するからです。
まさに巨木が絡みついた箇所は破壊され(殺され)そうになっていて、そこをなんとか補強して耐えているような状態でした。


これは巨大生物の手足のよう。
ただ、巨木は遺跡を破壊しているのではなく、「いまや遺跡を支えている」という意見もあるようです。


巨木が遺跡を破壊しているのか、支えているのか、それはわかりません。
が、まちがいなくそこに「遺跡と巨大樹の一体感」はありました。



浸食した木が遺跡と一体化して、遺跡の一部になっている感じだったぞ
生きている自然や植物の力強さを、これでもかと感じることができました。


そして最後に、首のない仏像があって、


もういちど木が生えた遺跡の場所を撮って、見学はフィニッシュとなりました。
タプローム遺跡は事前知識なしでも楽しめる


タプローム遺跡のレビューは以上です。
私はとくに事前知識なしで行ってきたのですが、それでも、ものすごく感動しました。



退廃的な感じや自然との一体感は、本当にスゴかったです!
アンコール遺跡群をまわるなら、ここは絶対に外せないでしょう。
個人的に、アンコール遺跡群のなかでいちばんワクワクしました。
アンコールワットやトムがよくわからなくても、タプロームならわかると思います。
カンボジア・シェムリアップに行くなら、ぜひ見てきてほしいと感じましたよ。
またこのあとは遺跡を2箇所まわります。
アンコール遺跡群の観光もいよいよフィナーレとなるので、ご期待ください!



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