カンボジア・シェムリアップでアンコールワットを見てきました。
「人生でいちどは見ておいたほうがいい」などといわれるアンコールワット。
その一方で「がっかりスポット」としても知られ、なにがすごいかわからなかったという意見もある場所です。
ミナトで、実際に行ってきたのですが、たしかに「がっかり」と言われる理由もわかりました
結論、アンコールワットは予備知識ゼロで行ってもあまり楽しめないと思います。旅行記でレポートします!


ミナト
海外旅行が趣味の兼業ブロガー。以前はカジノにハマるもギャンブルにはもう懲りて……? 現在は観光メインで旅行を楽しみながら、現地での体験や旅行に役立つ情報も発信中。いずれは海外を放浪する旅にも出たいと思っています。>> プロフィール詳細はこちら
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ダナン~カンボジア旅行(4日目・中編)


(レンタルした自転車)
カンボジア・シェムリアップ初日は、アンコールワットを観光しに行きます。
アンコールワットまでは自転車で行くことにしたのですが、なんとこれが失敗(前回の記事を参照)。
サドルがお尻に合わず、ケツが痛くて使いものになりませんでした。



ただ、自転車店に相談してもどうにもならなかったので、もうこのまま行くしかなかったんですよね
ケツの痛みをこらえて走れ……!
まあ、たまにはそういうのもありでしょう。
私たちは強行突破で、ケツの痛い自転車でアンコールワットにむかったのです。
アンコールワットまで自転車で行く


よっしゃ~、アンコールワットを見に行くぞ~!
シェムリアップの街はしっかり整備されていて、自転車でも走りやすかったです。


街をすこし走ると、アンコールワットへつづく1本道に出ました。
前日の雨で冠水があって、所どころが水たまりになっていました。


自転車ユーザーはほかにも。
車道の横にそれ用の道もあって、アンコールワットへは自転車でも行きやすいようになっていましたよ。
チャリで爆走!
水たまりのなかに等間隔で生える木が絵になっていました!
アンコールワットに到着


自転車で走ること40分ほど、目的地に到着しました。
現地の人の多くは車で来ているようで、アンコールワット前の道は大渋滞。
また駐輪場は見当たらなかったので、自転車は適当に停めておける場所に置いておくことにしました。


自転車を降りたら、アンコールワットまで歩いて行きます。
ちなみに、アンコールワットへの入場はチケットが必要で、「アンコールパス(※)」を提示します。
※有料の入場券です。くわしくはカンボジアのビザ取得記事の「アンコールワットなどへの入場には別チケットが必要」を参照してください。
現地の人は入場無料で、現地民か観光客かは、係員が目視で判断しているようでした。



ただ、このまま観光するのはちょっとキツイなと
自転車関係のゴタゴタとか、ケツの痛みとか暑さとかで、体力的に消耗してしまっていたんですよね。


そこで、アンコールワット前のレストランで休憩していくことにしました。


アンコールワットでアンコールビールを飲みます。
ちょうどお昼どきだったので、ついでに食事もしていくことにしました。



アンコールワット前にはお店がいくつかあって、お茶や食事を楽しめるようになっていたぞ
アンコールワットを見学


休憩で体力も回復。満を持してアンコールワットに入場です。
周囲は池に囲まれていて、入口は1本の橋のようになっていました。
噂に聞いていましたが、規模感はかなりのものがあります。


アンコールワットはなかに入れるので、そのまま直線に進んでいきます。


歩いていくと、有名な3本の塔が見えてきました。
あとで知りましたが、正面から見ると3本、横から見るとじつは5本なのだそうです。


建造物のなかをくぐって、さらに奥へ。


アンコールワットの中心部(中央祠堂)が見えてきました。


正直いうと、観光当時はまったく気づかなかったのですが、壁面には美しい女神の彫刻も。


なるほど、これがアンコールワットかと。壮大な景色です。
階段をのぼって内部へ


アンコールワット中心部をぐるっと見ていると、階段があってのぼれるようになっていました。
私も列に加わり、上に行ってみることにします。


階段をのぼって、最上階にあたる部分にやってきました。


安置された仏像に、


中庭のようなスペース。


通路を歩いて、ここもぐるっと見ていきます。


景色を眺めている人もいました。


アンコールワット最上階から見た景色は、こんな感じでした。
階段を降りてフィニッシュへ


最上階の部分も見おわったので、階段を降りていきます。
てかここ、めっちゃ急でした(汗)


これは……落っこちたらタダではすまないでしょう。
のぼっているときはあまり感じませんでしたが、けっこう危ないぞこれ。


手すりにつかまる手に力が入りました。
一段ごとにヒヤヒヤ感。むしろここがアンコールワットで一番印象に残ったっていう……(笑)



個人的に、後ろ向きに降りていくほうが安全に感じましたね


そして、ひと通りまわったので出口のほうにむかっていくと、急に雨が降ってきました。


スコールですね。しかしこれはほんの短時間で過ぎ去り、


アンコールワットの見学はこれにてフィニッシュとなりました。
ケツが痛いので帰ることにした


アンコールワットを出て、自転車を回収しに行きます。
このあとの計画としては、ほかの遺跡もいくつか見ようと思っていました。



……ただ、自転車に乗るのが(ケツが痛くて)しんどくて、気分がノらなかったんですよ
観光前のぐだぐだもあって、疲れてもいました。
そこで私たちは、この日はもう切り上げてホテルに帰ることにしたのです。
気分が乗らないなかでムリをして観光しても、いいことはあまりないですから。


アンコールワット周辺には、雑貨などを売るお店がたくさん出ていました。
「もしかして、自転車のサドルにつけられるクッションのようなものがあるんじゃ……?」
すこし探してみることにします。
そして……、「おっ、これならいけるんじゃ!?」


持っていた携帯の雨具を畳んでサドルに乗せ、それを売店で売っていたスカーフで巻いてみました。
即席のクッションが完成です。
……が、



正直、あまり変わらなかったですね
私たちは、ケツの痛みをこらえながら、自転車を運転してホテルまでもどったのです。
アンコールワットはがっかりスポットなのか?【まとめ】


(有名な逆さアンコールワット/出典:Canva)
さて旅行記は以上ですが、本記事のタイトルは以下のようにしました。
アンコールワットはがっかりスポットなのか?
このことについて、最後にまとめておきますね。



冒頭でもお話ししましたが、結論、アンコールワットは予備知識ゼロで行ってもあまり楽しめないと思います
なぜかというと、予備知識がないと、なにがすごいのか全然わからないからです。
アンコールワットは、12世紀前半に建立された規格外の宗教遺跡です。
もともとはヒンドゥー教寺院として建てられましたが、仏教寺院に変容していった歴史も。
世界遺産にも登録されていて、カンボジアを象徴するものであり、以下のような見どころがあります。
- アンコールワットは第一から第三までの3つの回廊に囲まれてできている
- 第一回廊には全長約800mの彫刻。壁一面にヒンドゥー神話などが物語として描かれている
- 壁面には約2000体もの女神像(デヴァター)。表情などは1体ずつ異なり、第二回廊に多い
- 第三回廊の中央祠堂は聖域。女神像は最も美しく、5本の塔は神々が住む山を模している
- 朝日を鑑賞できる。正面の池に祠堂が映り込む「逆さアンコールワット」は撮影の定番
私は予備知識ほぼゼロで行ったので、回廊の彫刻や女神像なんかは気づきませんでした。
アンコールワットを見た感想は、「なるほど、これがアンコールワットか」くらいです。
がっかりとまでは思いませんでしたが、正直いって、感動・衝撃みたいなものはありませんでした。



しかしこれは、アンコールワットの歴史的背景などを知ることで、話も変わってくると思うんだ
アンコールワットは、単なる「大きなお寺」のレベルではありません。
寺院の面積は約162haと、世界最大の宗教建築物としてギネスにも登録されているほどです。
また建築には30年もの歳月が費やされたとされ、重機のない時代に高い精度で石を組み上げたのにも驚きです。
なにも知らなければ、「大きな古い石の建物」でおわってしまうかもしれません。
しかしこれは、知らないからこその「ふ~ん、なるほど」です。
アンコールワットをがっかりスポットにしないためには、事前準備(予備知識をつけておく)が大事だなと思いました。



事前に下調べをする時間がなければ、ガイド付きツアーに参加するのもいいと思います
ツアー予約サイトの「
現地で説明してくれるガイドさんがいることでも、また話は変わってきます。
ツアーを利用するのも満足度を高めるひとつの手段だと、じっさいにアンコールワットに行ってみて感じましたよ。



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